POMPOM

推すペースはかたつむり。はっぴーにゆるくいきたい。

THE MIX-UP 「TRANS-トランス-」

トランスや、ああトランスや、トランスや

 

先週千秋楽でした。が、感想をどう書くべきか、こんなに悩んだ舞台は初めてです。

語彙力3で表現すると「メリバまじ卍」

 

今回推しが出演したトランスは、鴻上尚史さん作の戯曲です。鴻上さんが書かれたトランスの本がちょうど地元の図書館にあったので、観劇翌日にダッシュで借りに行きました。(アマゾンで新品がねえ、届くまで待てねえと言うわけで、公共施設有効利用オタク発動)

 

なんでそんな作者が書いた本(日本語が複雑)が読みたかったかって言うと、内容がちょーーーー複雑だから。

ぶっちゃけ物語の答えを求めて本を読み始めたんですが、いやこれ答えないな!?

推しはハッピーな話として捉えていたようですが、私的にはどう頑張ってもメリバだし、(メリバの使い方が若干変)どういうルートで考えても必ず、どうしようもなく救われない人が出てくる。

フォロワーに本田さんのオタクがいた方はわかると思うのですが、もう連日解釈を投下する日々でした。私たちは人生の真実を見た。これは冗談抜きで本当。

 

 

【あらすじ】
フリーライターの雅人(本田礼生)。精神科医の礼子(桜田聖子)。おかまの参三(大石敦士/小山蓮司)。
3人は高校の同級生。何年かぶりに雅人が礼子の病院を訪ねたところから、再び交わる3人の人生。
離人症にかかった雅人は、ときおり意識が天皇に変貌してしまう。
偶然出逢った参三は、そんな雅人を献身的に支え、愛していく。
動揺しながらも、冷静に医者として、できる限りの対処をする礼子。
「自分が自分でないような感覚。トランス-TRANS-。」
それは、雅人だけではなく、もしかすると礼子自身そうかもしれず、参三にすら起こりうる事かも知れない・・・。

 

公式サイトより引用

 

あらすじはざっとこんな感じで説明されてるんですが、観ちゃうとあらすじも信じられない。(以下ネタバレです。観た方はこいつこんな解釈なんだーって流してください!)

 

 

 

さっくり結論を言っちゃうと、本当は誰が精神を病んでいるのか、私にはわかりません。

途中までは雅人が離人症、礼子が精神科医、参三がおかま(たぶんおかまであることはどの展開でも変わらない、笑わないでくださいね!?)で話が進んでいくんですが、ある時から流れが変わります。

雅人が精神科医、礼子と参三が患者、はたまた参三が観察者(この観察者については医者であるという確証がないため)で雅人と礼子が患者…という風に展開がぐるぐるまわるまわる……

 

そして本の最初のト書きには

立原・雅人と呼ばれる人物。

紅谷・礼子と呼ばれる人物。

後藤・参三と呼ばれる人物。

って書いてあるんですよーーーーー!?

これから出てくる人は全員その人であるという確証はない、もしかしたらこの中の誰かが作り出した妄想かもしれませんよって最初に!!!書いてあるじゃん!!!

 

もう途中から今見てるのが誰の妄想なのかもわからないし、私たち傍観者の立場から見て「精神を病んでいる」人が誰なのかもわからない。

 

お話は雅人が医者、他2人が患者のところで唐突に終わります。

演出の影響もあると思うけど、夢から覚めたような。それもソファーでうたたねをした、ほんのわずかな間の夢みたいな、そんな終わり方でした。鳥肌がぶわって立ったし、若干震えました。はっとしたっていうか、今見たものに恐怖を感じたというか。

うわーーーーーーこれは日本国民全員に観てほしい!!!!

 

そして最後に3人は微笑みながらこう言います。

 

私の愛する人

精神を病んでいます。

ですが、私は、

とても

幸福です。

 

どうしたものか。彼らに救いはないのか。いや、幸福だから救いなんかいらないんだろうけど、傍観者の私はどうしても「正常」を求めてしまいます。(私がガキで未熟だからなんだろうけど)

 

ここから先は完全に私の解釈だけど(しかも観た人にしか分かんない説明するけど)、礼子と参三が精神を病んでいて、雅人が死んでるルートあるんじゃないかと思いました。踏切の音、3人でした約束、「私は生きているのに死んでいる人間だから、死んでいるのに生きているあなたが見えるの」っていう参三のセリフとか。もしかしたら市川先生が礼子の不倫相手で、礼子が友人の雅人と医者の雅人として重ねているのはその人なんじゃないかとか。

いやーーーーでも鴻上さんがあとがきで書いてるヒントにはこの解釈は微妙にずれるかな…

 

妄想が止まりません。

 

 

 

この作品で確実にわかったことは、推しの演技力がとっても伸びていること!

推しの身体能力を感じたシーンは1回のターンのみ!がっつりなストレートで逃げ場もなかったのに、まあよくやったなと思います。

観ている間推しの入り込みかたが凄すぎて、この人誰だろう…って感じでした。本田礼生という先入観を払拭したい推し(ちょっとレポ禁に触れてる&フルネームという危険をあえて冒す)に完全に負けました。

 

ほんとこの人どこまでいくんだろう…これ以上何を手に入れようというのか。

今の所謂若手俳優としては十分なものを持っているけど、本人は全然満足していないみたいです。

そういうところが好きだし、次は何を見せてくれるのかワクワクしてる所もあるんだけど、人としてすごいな…推し

 

次は私の大好きなasiapan!(毎回言ってるよ)まーーーじで楽しみ!!!

そして悲しいことにasiapan終わったら諸事情によりしばらく現場自粛です!(テニスはちょっと行くけど)(行くんかい)

GEMは観られるように事情を(?)ちゃちゃっと片付けたいと思います!